温湯消毒・とにかく冷やす

 今日は、温湯(おんとう)消毒の日です。通常の林さんちの種籾は、エコホープと呼ばれる天然由来の成分で消毒していますが、4回目種まきに使用する285キロのコシヒカリの種籾は、さらに優れた60℃のお湯で消毒する温湯消毒をします。温湯消毒は、雑菌も減るしさらに発芽阻害物質のアブシジン酸を無力化する効果があります。さらに30数万円ほどで機械さえ買えば農薬代も不要なコストパフォーマンスに富んだ方法です。だったら全部、温湯消毒すればいいじゃないか?となるんですが、これだけ消毒するのに半日かかるのです。この春先の忙しい時期に半日かけて5回の種まき分を処理するのは、ちょっと厳しい。そこで超普通じゃないコシヒカリの種まきで使用する4回目の種籾だけ温湯消毒するようにしたのです。この機械は、さらに野々市市稲作受託組合で共同購入したものなので、コスト減にもなります。ただし上手にやらないとリスクもあります。60℃で10分間というのは、種籾が煮えてしまう限界ギリギリでもあります。だから浸ける時間は、8分でタイマーをセットします。あとの2分間は、浸けてジャブジャブして浸透させる時間と冷水に入れてジャブジャブ冷やす時間に充てています。ただ冷水にジャブジャブしただけでは、種籾の芯までなかなか冷えていないのです。ジャブジャブした後、手で種籾を冷水でもみ洗いして完全に冷やします。そこで経験上、8分間のタイマーセットで行っています。上手く処理できたと思いますが、やはり芽が出るまでは、安心できません。ちゃんと出芽しますよ~に!


60℃のお湯で消毒する機械です、、まるで種籾のお風呂です
温湯消毒

油断すると種籾が煮えて痛むので回転灯と警告音がなるとすぐに湯切りし冷却
温湯消毒

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